超音波検査とは
お腹の臓器（肝臓・胆のう・膵臓・大動脈・腎臓・膀胱・前立腺）を観察します。消化管（胃・大腸）も可能な範囲で観察します。甲状腺や頸動脈も観察できます。
※当院では心臓の超音波検査は行っていません。
検査は10分程度で痛みはありません。超音波を使用するため、CTやレントゲン写真と異なり放射線被曝もなく、体に無害で安全な検査です。原則として予約制の検査です。お食事を食べずに来院された場合には、受診当日の検査が可能な場合もありますので、お問い合わせください。
腹部エコー検査で診断できる病気
脂肪肝・肝硬変・肝臓がん・胆石・胆嚢がん・膵炎・膵がん・腎結石・前立腺肥大 など
・肝臓
脂肪肝から慢性肝炎や肝硬変の診断を行います。肝臓がんの検索も行います。
・胆のう
胆石や胆のうポリープ、また胆嚢がんの検索を行います。
・膵臓
膵がんの検索も行います。
※高度肥満の方や腸管ガスの多い方は情報が十分に得られない場合があります。
・消化管
胃腸の炎症（腸炎や虫垂炎など）や、進行がん（胃がんや大腸がん）の検索を可能な範囲で行います。がんについては補助診断であり、基本的には内視鏡検査をお勧めしています。
・前立腺
前立腺肥大の診断を行います。頻尿や残尿感については残尿測定を行います。
・甲状腺・大動脈
甲状腺がんや大動脈瘤の検索を行います。
